INTEGRATED COMMUNITY CARE
コミュニティーサポート

社会医療法人/社会福祉法人 祥和会

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02コミュニティサポート

家族のあり方が多様になり、「高齢者のみの世帯」「一人世帯」が増え続けるいま、地域に住む人同士がコミュニケーションをとり、互いに協力し、万が一の時は、行政サービスや医療・介護・福祉と結ばれる。そんな、生活と医療・介護が一体的に提供される地域包括ケアシステムを作り上げていくうえで、コミュニティの役割は、とても大きいといえます。
祥和会では、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)として、コミュニティを支える活動を積極的に展開しています。

出張健康講座

社会医療法人祥和会は、2015年度より、福山市内の公民館や町内会などに、当院の医師や看護師、リハビリテーション療法士などが出向き、病気の予防や介護のポイントを、わかりやすく紹介する「出張健康講座」を実施してまいりました。
2023年度も引き続き行います。公民館などにおける、今年度の勉強会や集会などでぜひご利用ください。

詳しくは、こちらの添付資料をご覧ください。

■お申し込み方法
出張健康講座のお申込みについては、お電話にて受け付けております。下記お問合せ先までご連絡ください。
TEL   :084-975-3909(事務管理部)
受付時間 :平日 9時00 分 ~ 17時00分

介護予防体操教室

「介護予防体操教室」は、高齢者を対象に、福山市内の公民館などで実施されている体操です。「持久力」「柔軟性」「筋力」「バランス力」の維持と増強が目的です。
この体操は、地域の運動推進員の方が指導を行っています。しかし、地域によっては、運動推進員さんが高齢となり、後継者がおらず、継続が難しくなっているところもあります。社会医療法人祥和会では、2015年より、市内の公民館、地域包括支援センター等の依頼を受け、健康運動指導士を派遣し、介護予防体操教室を開催しています。

高校生ブレインアタックセミナー

祥和会のある「福山・府中二次保健医療圏」には、医師の養成校がなく、人口10万人あたりの医師数(201人)も、全国平均(237人)を下回っています(2018年11月現在)。これからの医療提供体制を考えたとき、当地で活躍する医師を増加させることが重要です。祥和会としても、地域を支える医療人の育成に寄与したいと考え、将来医師を目指す生徒を対象とした「高校生のためのブレインアタックセミナー」を夏休み期間に開催しています。

※2022年はリモートで開催予定 詳しくはこちらをご覧ください
https://otahp.jp/seminor2022/

異業種とのヘルスケア・コラボレーション

脳神経センター大田記念病院では、2014年から、「血管イキイキ!だしと計量で減塩キャンペーン」を実施しています。2016年には、株式会社啓文社様(本社:広島県尾道市)のご協力を得て、病院食を家庭用にアレンジしたレシピブック『大田記念病院が心をこめて贈る91のレシピ』を刊行。さらに、減塩レシピに役立つ「大田記念病院が考えた だしパック」を株式会社カネソ22様(本社:広島県福山市)と共同で開発、全国発売しました。
2019年2月には、「だしが必要な手間のかかる料理を、楽々、簡単にする調味料を作る」をコンセプトに、大田記念病院の管理栄養士と寺岡有機醸造(本社:広島県福山市)の開発担当者が、カネソ22の協力の下「大田記念病院が考えた だしつゆ」を開発、広く全国のスーパー、百貨店を通じて販売しております。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる、または浅く、弱くなることにより、日常生活にさまざまな障害を起こす病気です。睡眠中に10秒以上の呼吸停止が、1時間あたり5回以上ある方が病気と診断されます。
「無呼吸」の症状を持つ方の多くは、「いびき」をかきます。睡眠中に「舌」や「のど」の筋肉の緊張がとれ、気道が狭くなり、のどが振動し、出てきた音が「いびき」です。ひどい場合は、のどが完全に塞がり、無呼吸になります。脳波を分析すると、いびきをかいているときは、睡眠が浅く、「昼間に眠気が強い」「集中力が低下する」「身体がだるい」といった症状があります。

脳神経センター大田記念病院は、血管病と呼ばれる「脳卒中」の診療実績においては、全国有数の実績を誇ります。また、「心筋梗塞」をはじめとする循環器疾患に取り組んでいます。
血管病について十分な知識と経験を持った医師とスタッフが検査・診断・説明にあたります。もし、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、CPAP(シーパップ)療法[持続陽圧呼吸療法]など、適切な治療法を提示いたします。

食事療法

当院は、開院当初から、脳卒中の背後にある高血圧症、脂質異常症、糖尿病と、それに付随して起きる動脈硬化の治療と予防に取り組んでいます。これらの病気は、食生活が影響していることが多く、正しい食生活を実践することは、極めて重要です。
不幸にして脳卒中を発症され入院された患者さんに対して、脳神経センター大田記念病院は野菜中心の給食を提供しています。これらの患者さんの家庭での食生活は、たんぱく質、炭水化物や油脂が過剰になる傾向があることから、配膳時には徹底して計量しています。 高血圧などで減塩が必要な患者さんには、一日の塩分摂取量を6グラム未満に設定し、朝・昼・夕の毎食2グラムの塩分摂取になるよう、味付けをしています。素材の味を生かし、酢、柑橘類、香辛料等をうまく利用して調味することで、塩やしょうゆ、味噌の使用量を抑え、「おいしい」食事に仕上げています。 当院給食の最大の特徴は、基本的に「食べられないものはない」という考え方に立っていることです。「これはダメ、あれダメ」といった制限するばかりのメニュー提供ではなく、調理法や量を考えて、入院時の食生活が楽しいものになるよう努めています。

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