脳神経センター大田記念病院


地域の声VOICE

NOBORIが活用されればこの町にもっと人が集まると思います。

垣木強さん博子さん親子

自分の身体の調子は
常に家族に知っていてもらいたい

博子さん

このサービスの何が便利かって、やっぱり自分の体調の色んな情報を家族の誰かに見てもらえることですね。

強さん

私の身体の調子の細かいことなんて、息子や娘には伝わり切らないからね、いくら告知しても。我々くらいの年齢になってくると、その伝わりきらないことが死活問題になってくる(笑)。だから家族の誰かに自分の体調をわかってもらえるのはありがたいですよ。歳を取ったら、自分のことで家族に迷惑かけるのは嫌だから。

博子さん

うちの父も年齢的に、認知症にかかる確率も上がってきていますからね。例えば、自分が認知症になってきているかどうか、なんてということは自分自身では測りかねるわけですよ。たとえそうなっていたとしても、何の薬をどれくらいの量飲めばよいかはわからないですよね、自分の判断だけでは。

自分の身体の調子は
常に家族に知っていてもらいたい

強さん

そうそう。そういったことが現実的だからこそ、自分の体調や対処は家族に理解していてほしい。たとえばこのサービス、スマホを使うじゃないですか?自分で操作できることは嬉しいし、自己管理できる喜びはあるんですが、認知症になったら自分で操作できなくなるでしょうしね。そうなった時のために、家族みんなにこのサービスを使いこなせていてほしいな。

博子さん

でも、操作もむつかしくなさそうだよ?友達とワイワイ言いながら、すぐにマスターできちゃいそう(笑)。

強さん

私がボランティアに来ている、この五本松の家という介護施設はコミュニケーションがとても闊達にとられているんですよ。みんなで今日の体調について聞きあったり、囲碁や、カラオケなどの趣味について語り合ったり。

博子さん

そういうコミュニケーションってすごく大事よね。

強さん

孤立したり孤独になったりするのが一番だめなんだよ。こういったアプリについても、操作法などについて色々みんなで話し合ったりするでしょうね。このサービスによって、また新しい輪ができるのかもしれないよ。


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