看護研究発表会 国際脳卒中学会In U.S.A|金行 美佳 ICU

金行 美佳

金行 美佳

ICU

脳卒中看護にはミラクルがある! 京都で勤務していた総合病院で脳疾患の患者さんと接し、セオリー通りにはならない脳の未知数さに興味をひかれる。当院を見学し「一緒に頑張れる人たちがいるから」と縁のない福山へ。

ベッド角度30度の根拠は?臨床データがないなら自分たちで研究。

脳梗塞患者さんの治療には30度のベッド角度が推奨されているのですが、根拠となる臨床データがなかったんですね。そこで脳の血流量が血圧に影響するかどうかICUの看護師3名で実験を行うことにしたのです。主治医と本人の了解のもと脳梗塞患者さんを対象に30度・45度・70度でのデータを計測。その結果、角度が高いほど血流変動が大きく、起立性低血圧が見られました。基礎疾患に糖尿病や高血圧症があれば特に下がりやすく、リスクが高いほど念入りなバイタルチェックが必要なことも分かり、30度が妥当であることを実証するこのデータを得られたのです。予想通りの結果が出せたこと、それが一番の成果でした。

論文の成果をまとめたポスターの前で。特に優秀なポスターとして選ばれ、この前でスピーチとディスカッションが行われました。


狭き門と言われるISCで演題が通過!学会発表のためにアメリカのロスへ飛ぶ。

まさか提出した演題がISC(国際脳卒中学会)で通過するとは!「データ収集の大変さを認めてもらえた!」と思うとうれしさで一杯になりました。以前の勤務先でも国際学会で発表だなんて聞いたことがなかったので、研究や論文提出を勧めていただいたことに感謝し、あらためてすごいことだと感激しました。そして2011年2月、国際脳卒中学会でポスター発表を行うためにアメリカへ。臨床に直結した研究で、しかも注目分野だったこともあり反響の大きさにびっくり。今後の研究につながるアドバイスやコラボの提案もいただき、あっという間でしたが刺激的で有意義な時間を過ごせました。悔しかったのは英語が話せず2分間のスピーチが自分たちでできなかったこと。ぜひ次は英語を勉強して再び挑戦したいです。




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