ガンマナイフ

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対象疾患

  • 脳転移
  • 前庭神経髄腫
    (聴神経腫瘍)
  • 髄膜腫
  • 下垂体腺腫
  • 三叉神経痛
  • 脳動静脈奇形
  • など

脳神経センター大田記念病院は最も信頼される
ガンマナイフ施設を目指しています

ガンマナイフは頭部疾患専用の放射線治療装置です。病変部に対してガンマ線を集中的に照射する一方で、頭部全体への被爆は極端に低レベルであることを特徴としています。全世界で優れた治療実績を蓄積している脳神経外科分野では重要な治療法の一つです。

ガンマナイフに関するご相談お問い合わせ

ガンマナイフ治療について

ガンマナイフは定位放射線治療装置の一つです。

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定位放射線治療とは高い精度で病巣に強い放射線をあて、出来るだけ正常組織の被ばく線量を下げることを目的とする治療法です。当院のモデルのガンマナイフの場合201個のコバルト60が半球状に配置され、isocenterといって真ん中の部位に201本のガンマ線が集中します。真ん中の放射線量は非常に強いものの、真ん中から離れるほど急峻に線量が下がるのを利用して治療します。病巣がこのisocenterにくるように正確に頭部を移動させ、病巣に強いガンマ線が照射され、病巣が弱まることになります。

原則2泊3日の入院にて治療するガンマナイフ治療はすでに全世界にて優れた実績を蓄積している脳神経外科分野で重要な治療法です。定位放射線治療装置として他にLINACの定位放射線治療装置であるサイバーナイフ、エックスナイフ、ノバリスがありますが、これらも考慮したうえで当院は2009年1月にガンマナイフを導入しました。

コリメーターヘルメット

『コリメーターヘルメット』といってガンマ線の太さを調整する道具です。病巣にあわせてガンマ線の太さを変えます。

当院がガンマナイフを選択した理由は、フレーム固定の技術による精度の信頼性と、既に優れた治療成績が確立していたことによります。特に優れた治療成績が確立しているという言葉の重みを重視しました。

脳神経外科は脳血管障害と脳腫瘍、外傷を主に扱う分野です。脳血管障害では顕微鏡手術、血管内治療が主流ですが、脳腫瘍では特に良性脳腫瘍、転移性脳腫瘍が顕微鏡手術に加えガンマナイフも多くの役割を果たします。ただ、脳血管障害のうち脳動静脈奇形は顕微鏡手術、血管内治療、ガンマナイフ治療の3種類で取り組むという特徴があります。当院は脳血管内治療学会認定研修施設でありますので、当院の得意分野を集合できる疾患ということになります。

『対象疾患』参照

治療方針

最良の結果を追求すると、以下のことを重視する必要があると考えます。

脳神経センター大田記念病院

福山市は中四国では移動に便利であり、新幹線はのぞみが停車するのに加え、乗用車でも高速道路を活用すれば岡山市、倉敷市から1時間前後、四国北部からも1時間台で来院可能です。

  • ガンマナイフ実施に対し最善の治療をすること。
  • 治療方法を選ぶ際(特に良性疾患)にはガンマナイフのみに偏らず経過観察や脳神経外科の他の治療法も十分考慮して選択すること。
  • 転移性脳腫瘍に対しては発生部位の癌の原発治療を始めとする他の部位の治療スケジュールに影響をできるだけ与えない。また、出来るだけ早い治療(紹介の場合1週間前後まで)を実施すること。
  • 周辺の脳神経外科施設へのサポート役を担い、十分な連携に努めること。
  • 岡山、倉敷、愛媛、香川といった遠方の患者様も来院されていますので、予約は柔軟性を重視しています。

当院の体制は『ガンマナイフ外来』『お問合せ』をご参照下さい。

疾患を抱え、不安を持たれている患者さんに少しでもお役に立てるような体制にしております。

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ガンマナイフ治療の進歩

フレーム固定は精度を保障するという大きな利点の一方で、これに伴う疼痛があります。ただ、多くのガンマナイフ治療施設が努力しているように当院も無痛化には努力しております。

LINAC定位放射線治療はサイバーナイフなど多くがメッシュによるマスク固定を採用しています。この点は患者さんの疼痛という点でLINAC定位放射線治療の利点ですが、フレーム固定も適切に対応すれば患者さんの負担は極めて少なくなります。

→詳しくは『痛くないガンマナイフ』をご参照ください。

当院においてもほぼ無問題になりつつあります。

袋状(嚢胞性)の転移性脳腫瘍も進歩と言えると思います。ommaya reservoirというものを手術で埋め込み、大きい嚢胞状のものを虚脱させてガンマナイフ治療するというものです。

→治療例は『対象疾患』をご参照ください。

また、ガンマナイフの欠点としてサイバーナイフなどのLINACベースの定位放射線治療装置と異なり分割治療がしにくいということがあります。しかし、転移性脳腫瘍に関してはよく例に挙げられる苦手といわれた3cm以上のもの(ガンマナイフ治療の考えでは10ccという表現が一般的)でも分割治療で良好な成績が挙げられることは既に知られており (Higuchiら Int J Radiat Oncol Biol Phys, 2009 Aug 1; 74(5):1543-8)、定着しつつある方法です。

→治療例は『対象疾患』をご参照ください。(髄膜腫、前庭神経鞘腫(聴神経腫瘍)、転移性脳腫瘍(脳転移)、脳動静脈奇形、三叉神経痛、下垂体腺腫などがガンマナイフ治療で良く治療される疾患です)

ガンマナイフ治療、手術別々の関係ない治療ではなく、ガンマナイフ治療と通常の脳神経外科手術が融合してこそより良い結果が得られます。

以上をガンマナイフ治療の進歩の例としてあげましたが、あくまでも一部の話です。既に世界中で普及しており、常に質の向上に脳神経外科医を主に世界の至るところで切磋琢磨している分野とご理解頂ければと思います。

当ホームページは定位放射線治療、ガンマナイフ治療対象疾患で悩む患者さんのために少しでもお役に立てればと思い出来るだけ今後も内容を充実させていく所存です。

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