脳の放射線治療専用装置で、国内では52台目です。
日本で1号機が稼働し始めておよそ20年になります。
数ある放射線治療装置の中で、脳の治療専用装置として発展し、脳疾患の治療において他の機種と比較して優れた治療実績を上げています。
ガンマナイフ装置
ガンマ線という放射線で、201個のコバルトが一点にガンマ線が集中するように配置され、「まるでガンマ線ナイフで切るように治療をする」ということでガンマナイフと呼ばれています。
治療をしたいところに放射線を集中させ、放射線をあてたくない部分には放射線を減らせることが特徴で、病気の部分に放射線を集中的にあてて正常の脳を出来るだけ守る「定位放射線治療」です。
照射範囲の設定はMRI、CT、疾患によっては脳血管撮影の検査結果を元に、コンピュータで病巣の範囲を正確に確認し、治療計画を作成します。
照射の誤差は0.3mmと小さく、周囲の正常な組織にはほとんど影響を与えません。病巣の大きさは直径3cm前後以下、かつ局限性の病巣に対して最も効果的な治療です。
対象疾患は主に脳腫瘍です。また脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻の血管奇形も対象になります。
治療の入院期間は直接皮膚を切ったり、頭の骨を外すといったことはしませんので、通常2泊3日の入院です。