核医学検査、あるいは核医学検査によって得られる診断用画像のことを、一般的にシンチ(シンチグラフィ)と言います。
投与された放射性医薬品(RI)の体内分布や量およびそれらの時間的変化から目的とする臓器・組織の生体機能ならびに腫瘍の活動性や広がりをガンマカメラ(SPECT装置)で撮像して診断します。このように核医学は、X線CTやMRIによる形態画像では得られにくい臓器・組織の生理学的機能情報や代謝情報を画像に表すことが出来る他、定量性にも優れた特徴を持っています。
SPECT装置
当院に今回導入されたSPECT装置は、完成度の高かったE-CAM の後継機で、最新鋭の東芝メディカル製(ハードはシーメンス製)Symbia Eです。また、内蔵しているワークステーションGMS-7700Aには、脳血流ARG法や心臓解析ソフトQGS、4D-M などの多くのソフトを搭載しています。
脳血流シンチ
脳神経センターである当院の特性上、脳血流シンチには特に力を
入れています。安静時とダイアモックス負荷時の定量脳血流シン
チを1日で行えるデュアルテーブルARG法を行っています。また、最近のトピックスでもある、統計画像解析ソフト(3D-SSP、e-ZIS)を使った、脳血流シンチによる早期認知症診断にも力を入
れています。
骨シンチ
頭部以外の核医学検査、心筋血流シンチ、骨シンチ、腫瘍シンチ(67Ga、201Tl)、腎動態シンチ(レノグラム)なども、院内、院外からの紹介(共同利用)を問わず、行っています。