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ぼけと水頭症外来

治る認知症・歩行障害の「正常圧水頭症」をご存知ですか。
認知障害の原因である病気を治療することにより、進行を防いだり、認知障害を改善できる疾患があります。
「正常圧水頭症」は手術で治る認知症の代表的な疾患です。

正常圧水頭症の症状

特徴的な症状は次の3つです。

「歩行障害の症状」
・小刻み歩行(小股でよちよち歩く)
・開脚歩行(少し足が開き気味で歩く)
・すり足歩行(足が上がらない状態)
・不安定で転倒することがある・第一歩が出ない(歩きだせない)
・突進現象(うまく止まることができない)

「認知症の症状」
・集中力、意欲・自発性が低下 (趣味などをしなくなる、呼びかけに対して反応が悪くなる、一日中ボーッとしている、表情が乏しくなる)
・物忘れ

「尿失禁の症状」
・頻尿(トイレが非常に近くなります)
・尿意切迫(我慢できる時間が非常に短くなります)
・尿失禁

検査と治療法

シャント術

シャント術


●「検査」
水頭症とは、脳脊髄液の流れや産生・吸収のどこかに異常が起こることにより、頭蓋内にある脳室にこの液が溜まって脳機能に障害をおこす症状です。
CT・MRIで脳室拡大を確認します。その後は髄液循環障害の検査を行う事があります。髄的タップテストはその1つです。

●「治療法」
髄液シャント術:過剰に溜まった脳脊髄液を体腔に流す事によって障害されていた脳の機能を戻す手術です。「特発性正常圧水頭症(iNPH)」の髄液シャント術による三徴候の改善率は、歩行障害の改善は9割前後・認知症の改善は5割前後・尿失禁の改善は5割前後、といわれています。